MIHO
トマトの効能
トマトはナス科の野菜です。洋食文化が日本に広まった明治時代に「ケチャップ」が流行し、日本に広まったと言われています。ヨーロッパの方では、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほどトマトの効能は世界で認められています。赤い色素であるリコピンに抗酸化作用があるので、太陽の元で完熟したトマトが体によく、美肌効果も高めてくれると言います。
また男性に嬉しい、前立腺癌によいと言われています。体を冷やす性質のあるトマトですが、一週間に4日間くらいは摂取するように心がけましょう。
- 体に必要な水分を補い、口の渇きを止める
- 消化器官の働きを高め、食材の消化を促進する
- 体にこもった熱余分な熱を冷まし、暑気あたりを解消する
- 食欲不振を解消
- 高血圧、貧血にも効く
- 夜盲症の改善
薬膳の体質分類では、陰虚、血虚、血瘀(けつお)体質の方に、特に摂取していただきたいです
MEMO
陰虚体質とは体に必要な水分や血が不足している状態のことを言います。症状としては、のぼせなどの症状が現れます。
血虚体質とは、体に必要な血が不足していることを言います。主な症状としては、顔色が悪い、爪などが割れやすいなどの症状が出てきます。
血瘀(けつお)体質とは、体の血の巡りが滞っていることを言います。症状としては、肩がこる、刺すような痛みを感じる、どろっと経血がでるなどの症状が現れます。
参考:体質とは
【薬膳コラム】体質について

もっと詳しく!薬膳の分類(性味・帰経)
食性(五性)
トマト、涼性に属しています。
MEMO
涼性の食べ物は、体を冷やす食材のことを言います。
参考:食性(五性)とは
【薬膳コラム】食物の分類の一つ「食性(五性)」

食味(五味)
トマトは、酸味・甘味に属しています。
参考:食味(五味)とは
【薬膳コラム】食物の分類の一つ「食味(五味)」

帰経(きけい)
トマトは「肝」「脾」「胃」に効き、利尿作用を促してくれます。
参考:帰経(きけい)とは
【薬膳コラム】食物の分類の一つ「帰経(きけい)」

サービス紹介
温活薬膳料理教室
東京都世田谷区で日本でも珍しい「温活薬膳料理教室」を運営しています。薬膳を体系的に学ぶ基礎コースから、薬膳カレーなどの変わり種まで、多彩なレッスンでおもてなしします。
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